Sharpness

焼入方法

(保持時間)
  1. 図示の保持時間は裸加熱(電気炉、重油炉)の場合の基準です。
  2. ソルト加熱の場合は、裸加熱の場合の約1/3として下さい。
  3. 特殊な肉厚不同のものは、部分加熱もしくは肉薄部に鉄板覆いなどを施し、加熱保持時間を正しく行って下さい。
焼入要領

割れず、かたくの焼入法の図解
焼入温度から550℃位の間を速く冷却し、低温になるに従って適当な速さで冷却する時間焼入法です。

焼入要領(水→油2段焼入)
当方法は焼割れ、焼入歪を防止する為に非常に効果がある段階焼入法です。





常温後、焼もどしにうつる。

炭素量
焼入硬さは焼入した時の鋼の組織の基地を形成するマルテンサイトの硬さによって決まる。 焼入組織のマルテンサイトの硬さはマルテンサイトに含まれる炭素量によって決まる。 刃物鋼に含まれる炭素量は1〜1.20%が最も良い結果を生むといわれている。
この場合焼入組織のマルテンサイトには約0.8%の炭素分が含まれ、 約0.3%の炭素量は炭化物としてマルテンサイトの基地に分布している。